ロータリー式加熱反応装置
ガス置換・回転加熱が可能なガスパージ式加熱試験システム
本装置は、炉心管内部にセラミック系などの微粉体試料を入れ、様々な種類のガスを導入しながら電気炉にて加熱反応させる試験装置です。
電気管状炉は3ゾーン加熱方式。導入ガスはマスフローコントローラー、フローメーターによる制御が可能で、その他、ガス置換機能、プログラム温度制御機能、炉心管ロータリー機能、水素ガス検知器などの安全機能を装備しています。
特徴CHARACTERISTIC
3ゾーン式電気管状炉加熱方式
電気管状炉は、温度均熱帯がよい3ゾーン加熱方式で、温度ムラを極力抑えています。
また、プログラムコントローラーによる温度制御が可能です。
回転しながらの過熱が可能なロータリー式加熱方式
炉心管は特殊構造の石英ガラス製で、常用1000℃までの試験が可能です。炉心管は回転が可能で、回転数可変も出来ます。特殊シール構造により、回転可能ながら、高い気密性を確保します。
空気の混入を避けるガス置換行程
試験前に、炉心管内の空気を窒素ガスなどに置換できます。吸引ポンプは真空ポンプを採用し、吸引時間、置換ガス導入時間、ガス置換工程回数などを設定できます。
また、酸素センサーにより、ガス置換時・試験時の酸素濃度もモニターできます。