カッパー価自動分析計
従来のパルプ手分析法を遵守したカッパー価自動分析装置
本装置は、従来のパルプ手分析法〈JISP-8211〉を可能な限り遵守し設計開発したカッパー価自動分析装置です。
試料(パルプ)の投入は1測定毎ごとに人が行いますが、試薬計量・注入・滴定・検出・記録・洗浄等の操作はすべて自動で行います。分析項目は滴定値・カッパー価演算値で、結果は2項目同時に液晶ディスプレイによる表示・データ保存とプリントアウトによる記録ができます。
オプションにて、K価(過マンガン酸カリウム価)の測定機能などが組込可能です。
特徴CHARACTERISTIC
コンパクト設計
主要機器が本体内にセットできます。さらに当社独自の計量法により、コンパクト化を実現しました。
吸入ビュレット式計量法
当社独自の吸入ビュレット式計量法により、再現性、計量精度ともに高い安定性を実現。この計量法により、液量の調整、変更も容易に行えます。
分析工程自動化
1測定毎に洗浄工程を行い自動停止します。試料を投入し、スイッチを押すだけで自動分析の工程がスタート、わずらわしい分析手法も、高度なテクニックも必要としません。また、高機能プログラマブルシーケンサーにてすべての演算処理と制御を行いますので、各工程動作、分析結果とも高い信頼性を確保しています。